【広島市中区】夏の始まりを感じる神事「夏越祭~水無月の大祓~」が空鞘稲生神社で6月29日に催されます。

広島市中区にある空鞘稲生神社(そらさやいなおじんじゃ)では、2025年6月29日(日)に「夏越祭~水無月の大祓~」が行われます。開催時間は18時ごろから20時30分ごろまでの予定です。

夏越祭は、1年の前半を締めくくるこの時期に行われる行事で、知らず知らずのうちに身に付いた罪やけがれを祓い、暑い夏を元気に過ごせるよう願うものです。神社の境内には「茅の輪(ちのわ)」と呼ばれる輪が設けられ、これをくぐることで心身の穢れを落とすとされています。また、人型の紙に思いを託して祓う神事も行われ、参拝者一人ひとりが半年間の気枯れを清めていきます。

夏越祭のにぎわいを感じさせる空鞘稲生神社の屋台。家族連れや子どもたちでにぎわう様子。

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神事の中でも見どころのひとつが、古くから伝わる「お湯立て式」です。これは、神職が神前でお湯を沸かし、その湯気と湯によって清めの儀式を行うもので、参拝者はそのお湯をいただくことで、夏の病気を避けるよう祈念されます。

夕暮れの中、灯りがともる空鞘稲生神社の屋台。夏祭りらしい懐かしい雰囲気が広がる。

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祭りの終盤には、神社前の土手の対岸から花火が打ち上げられます。夜空に咲く花火が、夕暮れの空と合わさって、まさに夏の始まりを感じさせる瞬間となります。祭りの静けさと華やかさが交差する、印象深いひとときです。

空鞘稲生神社の夏越祭の終盤に打ち上げられる花火。夜空に広がる光が夏の訪れを告げる。

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また、6月1日から30日までは、夏越の月限定の授与品も用意されています。この時期だけの特別な御朱印や、古くから厄除けや疫病除けのお守りとして親しまれてきた「茅の輪守」などが頒布される予定です。空鞘稲生神社は、商売繁盛や開運、夫婦円満、子孫繁栄、五穀豊穣といったご利益がある神社として地域の方々に親しまれています。

夕暮れの中、灯りがともる空鞘稲生神社の屋台。夏祭りらしい懐かしい雰囲気が広がる。

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日が長くなるこの季節、静かに心を整えながら、夏を迎える準備をしてみませんか。今年の夏は、空鞘稲生神社で「夏越し」するのもいいかもしれません。

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